Two of us
「わ、悪いかよ・・・初めてなんだから当たり前だろ」

真っ赤になった一也は予想以上にかわいくて、急に私までドキドキしてきた。

よく考えたら紘一郎としたのはもう一ヶ月以上前のことだし、あのときは真っ暗だったし・・・・


「証明するとか言ってかっこつけたのに、俺かっこわりー」

一也は半分だけボタンをはずした胸元に顔を埋めた。

「そういうキミカだって、初めてだろ?」


ドクン


一瞬血の気が引いた。

あのときのことは茜にしか話していないのだ。

しかも、あのときはキミカとして抱かれたわけじゃない。


「・・・は、初めてに決まってるでしょ」

一瞬、一也の顔が曇ったように見えたけど、一也はそのまま私のブラを手で押し上げるとその先端に強く吸いついた。
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