Two of us
「・・・っはぁ・・・やっと入った」

私のほうは一也がたくさん愛撫してくれたおかげか、最初のときのような痛みはなかった。

「・・・キミカは?大丈夫?痛くない?」

少し落ち着くと一也は私の顔の横に肘をつき、優しいキスを降らせた。

「・・・ん・・・大丈夫」

私はそっと一也の背中に手をまわす。

一也の背中は少し汗をかいて濡れていた。

「・・あーやばい。動いたらいっちゃいそ」

そう言いながら一也はゆっくりと腰をひいた。

「んっ・・・」

少しだけ引いて、少しだけ入れる。

一也はしばらくそんな動きを繰り返す。

「・・・俺がおかしくなりそ・・・」

一也の額から汗がたれて私の胸元を濡らした。
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