空の彼方に
「・・・好きだ」

彼方と目が合った瞬間、耳の奥にこだまする甘く優しいセリフ。

「・・・彼、方・・・」

そのセリフが胸の奥にすとんと落ちて、途端に胸が熱くなる。

「・・・もういいだろ。1週間我慢してたんだ。早くキスさせろ」

頬を赤く染めながらも俺様なセリフが唇をふさぐ。

優しく、包み込むようなキスがいつしか激しく交わされるようになり、私はいつも以上に興奮する。

激しくキスをしたままお互いの服を脱がせる。
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