空の彼方に
「・・・!!」
しばらくそうして抱き合っていると、下半身に違和感を感じる。
「・・・このままもう一回するぞ」
私の中にいる彼方がそのまま大きさを取り戻したのだ。
「・・・え? ええっ」
「言っただろ、一週間分抱くって」
彼方はまた意地悪に微笑みながら、私の胸に小さく赤い疵を残した。
「愛してる、トーコ」
白々しく明ける夜明けに、そんな言葉が聞こえた気がした。
しばらくそうして抱き合っていると、下半身に違和感を感じる。
「・・・このままもう一回するぞ」
私の中にいる彼方がそのまま大きさを取り戻したのだ。
「・・・え? ええっ」
「言っただろ、一週間分抱くって」
彼方はまた意地悪に微笑みながら、私の胸に小さく赤い疵を残した。
「愛してる、トーコ」
白々しく明ける夜明けに、そんな言葉が聞こえた気がした。