君色
「・・・そっか・・・そうなんだ・・・良かった・・・」
「え、いや、あの・・・ね・・・まだ好きって言われてないんだ」
「え?」
私は驚いて聞き返してしまう。
「トーコ」
するとタイミングよく彼方先生が庭に顔を出した。
「照れてるだけでしょ、大丈夫」
彼方先生の顔がどうにも嬉しそうに緩んでいるように私には見えた。
「ふふ、頑張ってね」
真っ赤になって口をパクパクしているトーコちゃんをあとに私はアトリエを後にした。
帰り道、携帯を開くと伊織さんからメールが届いている。
「え、いや、あの・・・ね・・・まだ好きって言われてないんだ」
「え?」
私は驚いて聞き返してしまう。
「トーコ」
するとタイミングよく彼方先生が庭に顔を出した。
「照れてるだけでしょ、大丈夫」
彼方先生の顔がどうにも嬉しそうに緩んでいるように私には見えた。
「ふふ、頑張ってね」
真っ赤になって口をパクパクしているトーコちゃんをあとに私はアトリエを後にした。
帰り道、携帯を開くと伊織さんからメールが届いている。