君色
「昨日みたいにする?それとも新しいこと試してみる?」

「あ・・・新しいこと・・?」

「うん」

それが何なのか聞く前に私の身体は横に倒され、片足を持ち上げられた。

「え・・・な、なに?」

「昨日は後ろからだったからね。今日はこっち」

そう言いながら伊織さんは降ろしてある足にまたがるようにして前に進んできた。

「いい?挿れるよ」

そこはもうこれ以上愛撫なんて必要ないくらいに濡れてしまっていて、伊織さんのものを水音を立てながら飲み込んでしまった。

「・・あ・・あぁ・・・」

いつもと違うその体勢は、伊織さんのものがいつもと違う場所にあたって鳥肌が立つほど気持ちいい。
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