Primo Amore(初恋)
イオリンが連れていってくれたのは、いつも真秀さんと行くイタリアンのお店。
堅苦しい感じではなくて、カントリーちっくな店内があったかく雰囲気があるお店だった。
「俺の婚約者の有沢真秀さんと・・・同僚の立石実夏ちゃん」
イオリンが丁寧に私たちを紹介すると、イオリンの甥っ子くんがおずおずと頭をさげた。
「小野崎・・・慧(けい)・・です」
お辞儀をしながらも、私は思わずその姿をじっと見つめてしまう。
背は・・・まぁまぁかな・・・
イオリンが大きいからよくわからないけど、標準以上ではありそうだな・・・
でも・・・
ふわふわしたちょっと癖のある髪が、目の上までかぶさっていて肝心の顔はよく見えない。
堅苦しい感じではなくて、カントリーちっくな店内があったかく雰囲気があるお店だった。
「俺の婚約者の有沢真秀さんと・・・同僚の立石実夏ちゃん」
イオリンが丁寧に私たちを紹介すると、イオリンの甥っ子くんがおずおずと頭をさげた。
「小野崎・・・慧(けい)・・です」
お辞儀をしながらも、私は思わずその姿をじっと見つめてしまう。
背は・・・まぁまぁかな・・・
イオリンが大きいからよくわからないけど、標準以上ではありそうだな・・・
でも・・・
ふわふわしたちょっと癖のある髪が、目の上までかぶさっていて肝心の顔はよく見えない。