レインボーガール 1
「事務所の情報と1rdシングルのタイトルが入っているから」

「は、はあ....」

わけがわからないまま家に着くと

宮本家

「ただいま~」

「お姉ちゃんおかえり~」

六歳の恵理が待っていた

「ねえ、これお姉ちゃん?」

テレビを指すと、ステージに自分の姿が

「ああっ、何でもないよ~」

すぐにテレビを消し、二階へ急いであがった


自分の部屋

パソコンを開くとたくさんのメールが

「ああ、もう嫌!」

嫌々ながらも開くと

「宮本さんって、アイドルになったんですか?」

8割が応援で2割クレーム

「美久先輩からも来てる....」


翌日

「おはよう....」

帽子をかぶりながらひっそりと教室に入る

「あっ朱莉ちゃん!」

近くにいた女子が気付いた

「昨日のニュース見たよ~、アイドルになったんだって!?」

「そ、そうなの~」

苦笑いしながら、教室を出ていく

「あ、朱莉ちゃ~ん!バレーよろしく!」

「あ、はい!」


体育館

ホイッスルが体育館に響く

「朱莉!」

ボールが高く飛んだ

バシッ

気分がいいか、一発で決めてしまった

「あ」

ピーーー

「朱莉!今日は勝ったよ♪」
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