しだれ桜の木の下で




………きっといつか話すだろう。


裕樹は私の過去を聞き出したたった1人のツワモノだから。




その時には横に翔と桜もいるだろう。




それまではお預け。




「そろそろ帰るか?」


「そうしよっか」




立ち上がるとん~と伸びをする。





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