年上幼馴染みは悪魔!?
やだもう!
なんでいるの!?
あ、これって夢?
夢だよね!?
どうか夢であって!
なんて、あたしの願いが叶うはずもなく…。
「ねえ推。僕、久しぶりに推の部屋行きたい」
「…え…」
…と、目の前の悪魔は何故か意味の分からないことを言い出したのだ。
「いいわねぇ!久しぶりに二人で色々話したらどう?私は今から買い物にでも行ってくるから」
「えっ、ちょっとお母さんっ」
お母さんはあたしの声を無視して財布が入った鞄を持ち、本当に出掛けてしまった。