さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―


「変態って意味よ!私もう寝る。絶対来ないでよね!」




烝をじろりと睨んで襖に手をかけた。




「俺も自分とこ行くわ。総司、かんにんな。」




「ごめんなさい、沖田さん。」




頭を深く下げて謝ると、沖田さんはにっこり微笑んでくれた。




沖田さん、優しいな。




このエロ男のせいで初日から迷惑をかけてしまった。




ぱたんと襖を閉じて、再び廊下を歩いた。



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