さよなら、いつか。①―幕末新選組伝―
「・・・っあ!」
スカートの中で蠢くいやらしい手付きは手慣れたもの。
それは、下着のなかにも侵入しようとしていた。
「だ、駄目!・・・んんっ!」
触れられるたび、びくん、と身体が反応してしまう。
それに伴って甘い声が漏れる。
「静かにせえっていっとるやろ?子猫ちゃん。」
またキザな台詞を、なんてツッコんでいる余裕はない。
私の両手は丞の片手によってがっちり抑えられていて、自由に身動きがつかない。
「・・・・~っ!」