Vrai Amour ~咲子の場合~
「咲子、さ・・・ん・・・」
恥ずかしそうにズボンの前を隠そうとする秋緒の手をゆっくりとどける。
「・・・知ってるわ、ずっと私のこと見てたの」
ベルトをはずし、チャックを下げゆっくりウェストからズボンを引き下げた。
そこは大きく膨張し、私が触れるたびにびくんと反応する。
「・・・だ、だめ・・・です」
小さく反抗する秋緒を制止し、下着をおろす。
「・・・何がだめ?私のこと欲しかったんでしょう?」
ああ、どうしよう。
こんなもの見てしまったら、もう止められない。
今までにはない感情がドロドロとあふれ出す。
欲しい。
欲しい。
この熱を誰か受け止めて。