Vrai Amour ~咲子の場合~
助けて・・・駿くん
胸の奥で私が叫びをあげる
こんなのはいけないってわかってるのに
自分では抜け出せない
一人じゃ寂しくてたまらないのだ。
一度酔った秋緒がセックスの最中に朝比奈を招きいれたことがある。
混ざれと言ったけど、朝比奈は断固として断った。
そんな朝比奈に秋緒はそこで見ていろと言った。
朝比奈は顔色ひとつ変えずに、ドアの前に立っていた。
こんなところ見せたくない。
そう思いながらも、秋緒の指に翻弄されてしまう。
そして、私は見られていることに感じてしまい、朝比奈の目の前であっけなく登りつめた。