Vrai Amour ~斗真の場合~



「自分だけ幸せになろうなんて、許すはずがないだろ」





「っ・・あぁっ・・・や、めて・・・」

泣きながら懇願してもやめなかった。


「なんで?お前はこれが欲しかったんだろ?」


そう言いながら、更に深く突き上げる。


「・・・大丈夫。流産しない程度にしてあげるよ」


「・・っく・・・いや・・・」

ただ泣くだけしかできないみちるを激しく突き上げる。


「・・・生まれた子を見るたびに思い出せばいいよ」


そうして更にスピードをあげて攻め立てると、みちるの身体が大きく反り返った。

「・・・犯されてイクなんて、本当淫乱」

気づけば俺は笑っていた。

ああ、そうだ。

おかしい。

こんな状況おかしすぎる。

こんなことしたって有絵は戻ってこないのに。

そう思いながらも、俺はみちるの中に熱を吐き出した。
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