Vrai Amour ~斗真の場合~
そして、月曜日
美術室に現れた美空はどことなく元気がなかった。
なんだか声をかけても上の空で・・・
まさかあの男に何かされたのか・・・?
そう思うといてもたってもいられなくなり、課題を進める美空の手を強引に引いて準備室に鍵をかけた。
「・・・せ、先生・・・っ」
そのまま唇を重ねると、美空の身体をおさえつけるように壁に押し付ける。
「・・・美空・・・っ・・美空・・」
首筋に唇を這わせ、引きちぎるように開いた服の間から手を差し込む。
下着を押し上げ、肌をさらけ出すといつもより強めにその頂に吸い付いた。
「・・んっ・・・」
舌で転がし唇で震わせる。
「・・・せんせ・・・っ」
俺を呼んではいるのに、美空はどこか違うところにいる。
性急に太腿に手を這わせると、美空は待ちきれないといったように足をもじもじさせた。
「・・・今、触ってあげる」
そう言って、下着の脇から指を差し込むと、すでにそこは俺を求めるように濡れている。
「・・・あっ・・」
「・・・すごいね・・・美空」
ゆっくりと指を押し進めると、びくんと美空の身体が震えた。
「・・・あ・・・先生、もう・・・」
美空が俺のシャツをぎゅっとにぎりしめる。
「・・・もう?」
そう言いながらも、俺のほうも我慢できない状態だ。