瞳の中の彼
そして車は自宅手前に着いた

「葵...なるべくお前一人では外に出るな!いいな!」

「は...はぃ...」

葵が後部座席のドアを開けようとしたとき

「お前は俺が守る 心配すんな!」

そう言うと葵の瞳からポロリと涙がこぼれた

「泣くのは何もかも終わったときだ...」

俺はまた葵の頬を掴み 『チュッ!!』 とキスをした
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