瞳の中の彼
でもそこにいたのは2軍の連中だけだった

またしても佐井は逃げた

しかしおかしい...俺たちが此処に来ることは知らないはず...

「情報が漏れてるかもな...」

そう呟いたのは楓だった

「チームの中に裏切りの奴がいるってことか?」

直也が楓を睨みつけている

直也は誰よりチームの連中を大事にしている

「この連中じゃなく別の連中かも...」

「別の連中?」

「そう…学校とか…」

学校に鬼瑠の連中がいるってことか? 


厄介なことになりそうだ...
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