瞳の中の彼
「今日は直也さん 来ないんですか?」



未来は先生に呼び出されてまだこの部屋には来ていない


直也さんも姿が見えない




「直也さぁ...遅刻の常習犯で反省室行き!おまけに赤点ばっかりでさぁ.....今頃しごかれてんじゃねぇ? なに?俺と2人きりじゃ不安か?......ん!?」




真さんは背もたれに腕を置き私の顔を覗き込む







『ビクッ!!』






身体が反応する...


次第に身体が震える





「お.....おい......大丈夫か!?」






「は.....は...ぃ.......すみません.....大丈夫....」










そのとき真さんは私を抱きしめた








< 107 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop