瞳の中の彼
「悪かった!怖かったよな!ごめんな...」






片方の腕で私を抱きしめもう片方の手で頭を撫でている





ふわっと真さんの身体から香水の香りがした





この香りはりー兄の匂いと同じ香り......




私はいつの間にか 真さんの背中に腕を回していた.....






「あ......葵ちゃん?」






真さんが言葉を放ったと同時に












「お前ら 何してる!」










と隼人さんの低い声が聞こえた








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