瞳の中の彼
「今日は来ないんじゃなかったのか?隼人!?」






真さんは合図するかのように 私の肩をぽんぽんと叩いた





『はっ!』とした私は 真さんの背中に回していた腕を放した......






「来ちゃいけねぇのかよ!あぁ?」







機嫌悪そうに私の顔を見ている







「おかげでいいもん見れたしなぁ!」








「......っつ.....」








こ...怖い.....すごく怒ってる......






誤解されるよね.......2人きりで抱き合っているところ見られたから......








私は下を向いたまま 黙りこんだ






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