瞳の中の彼
「おい!手をどけろ!」






私は手で顔を覆ったまま首を横に振った







『ガシっ!!』







と両手を掴まれソファに押さえ込まれたと同時に 私の唇に隼人さんの唇が触れる





この間のキスとは違う





荒れ狂ったように私の唇を奪う




唇の隙間を割って入るように何かが入り込んできた







「んん...ぁ......」







息が出来ない.....





次第に首筋へと隼人さんの唇は動く



ブラウスのボタンも外されていくのがわかる




私はあまりの恐怖に涙が止まらない




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