瞳の中の彼
「大人しくしてねぇと 前みたいにみんなで廻すぞ!!」




「っつ.....」





口の中が鉄の味がする




「おい!車こっちにつけろ!」





連れて行かれる!!助けを呼ぼうにもここら辺一帯家がない





恐怖にガタガタと身体が震える





「そんなに震えるなって!もうすぐしたら気持ちよくなるからさぁ」





ペロっと私の唇を舐めた




車が停車し無理やり押し込まれようとしたとき












「人の女を何処に連れて行く気だ!!」










背後から聞こえた声は隼人さんだった




「は....隼人さん.....」





涙が止まらない






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