瞳の中の彼
『隼人さんなんて大嫌い!!』って言ったのに......
私を助けに来てくれるなんて.....



隼人さんは 次から次と男達を倒していく



私を掴んでいる男の身体が宙に浮いた





「殴られたのか?」





私の顔を優しく撫でる

隼人さんは視線を佐井に移し睨みつけた





「佐井!貴様だけは許さねぇ!!」







鬼瑠の総長と白狐の総長の戦いが始まった




「立花!!てめぇ くたばれやぁ!」




ナイフを出し隼人さんに振りかかってきた





「っつ......」





佐井は隼人さんの腕を切りつけた





私は車の陰で震えながら2人の争いを見ていた












『ガツっ!!』『ドカっ!!』








最後は隼人さんの強烈な蹴りで 佐井は地面に叩きつけられ意識を失った







「ハァハァ......二度と人の女に手出すんじゃねぇ!!」








その言葉を聞き顔を覆った









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