瞳の中の彼

「あっ!」

「どうした?」

「腕!隼人さんも怪我してるでしょう!手当てしてあげます 腕出してください!」

「このくらい大丈夫だって!」

「ダメです!さぁ!」


「.....ったく」


隼人さんは恥ずかしそうにシャツを脱ぎ始めた

鍛えられた 隼人さんの身体...

私にはちょっぴり刺激が強すぎた.....

傷口を消毒し 包帯を巻く手が震える


「怖いのか?」


私の腕を握り心配そうに尋ねる
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