瞳の中の彼
優しく触れるだけのキス...
学校でされた激しいキスとは全く違った
キスをしながら私を包み込むように抱きしめる
顔が熱くなる...
「お前...その顔...エロイ...」
「え?」
エロイ? 私はどんな顔しているんだろう?
隼人さんは私の首元に顔を沈めた
“チクッ”
首元に痛みがはしった
「俺のもんって印つけた...もう誰にもお前に触れさせねぇ...。お前は俺が守る」
「...っつ」
そう言うとまた私の唇に優しく触れる
まるで壊れ物を大事に扱うように...