瞳の中の彼

「はぁぁ?」


そう私に残された時はあとわずか...


隼人さんは私を好きだって言ってくれた...守ってやると言ってくれた...


私も彼が好き...


でも私は汚い...私は複数の男達に汚された...


愛される資格なんてない...


銀二さんも りー兄と一緒にあの場所にいた

あの悲惨な現場に...


「私...これ以上みんなに迷惑かけたくない...だから向こうに行くことにした」


「理玖は...知ってるのか?」



私は首を横に振る


一瞬…目の前が真っ暗になった


私は銀二さんに抱きしめられている


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