瞳の中の彼


「どうした? 何考え込んでいるんだ?」


隼人さんはお風呂に入ってきたのか、濡れた髪を拭きながら私にジュースを手渡した。


「あ...ありがとうございます。」


手渡されたジュースを受け取る。



いつもの制服姿ではなくジャージ姿の隼人さん。


黒髪に雫がしたたっている。その姿がすごく綺麗で見とれていた。



「何見とれてんだよ? 」

「へっ?」


変な声がでてしまった...恥ずかしい...


「顔、真っ赤」


「/////!!/////」



顔が熱い...。



< 140 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop