瞳の中の彼
「どうした? 何考え込んでいるんだ?」
隼人さんはお風呂に入ってきたのか、濡れた髪を拭きながら私にジュースを手渡した。
「あ...ありがとうございます。」
手渡されたジュースを受け取る。
いつもの制服姿ではなくジャージ姿の隼人さん。
黒髪に雫がしたたっている。その姿がすごく綺麗で見とれていた。
「何見とれてんだよ? 」
「へっ?」
変な声がでてしまった...恥ずかしい...
「顔、真っ赤」
「/////!!/////」
顔が熱い...。