瞳の中の彼


あいつらは、見えないところてずっと助け合ってきた。


双子でお互いの絆が強い。


俺としては、少しばかり悔しいが……。


「楓も知ったのか?」


銀二が心配そうに聞いてくる。


こいつも 俺たちと付き合いは長い。


葵や楓を本当の兄弟のように思っている。


「あぁ…。パニクってる。」


「納得しねぇだろうな…。」


「俺も納得しねぇ。」


「フッ…お前ら兄弟は…」


銀二は、呆れて笑う。



< 147 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop