瞳の中の彼
次の日 隼人も連れて3人で 葵ちゃんの教室を覗きに行った

教室の扉が開き 女の子2人組みが出たとたん

『ドン!』

と隼人にぶつかった

彼女は あわてて 隼人に謝っている


よく見ると...葵ちゃんだった


彼女は隼人をじっと見つめている

2人とも見つめあってるじゃん!


「あれぇ...君達のクラスって此処だったんだぁ!」

なんてしらじらしく言うと


葵ちゃんとお友達 固まってんじゃん...

「ぶつかって ごめんなさい...何処も怪我してませんか?...」

俺は無視かよ...ってそいつは ちょっとやそっとじゃ 怪我しねぇぞ!

隼人も

「あぁ...」

なんて...あいつ結構動揺してるな...


「あたし達 移動なんで これで失礼します!」

お友達逃げる気だな.....逃がさねぇよ! baby !

「あー ちょっと待って...」

俺は葵ちゃんの細い腕を掴み 俺の胸に引き寄せた


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