瞳の中の彼
「あいつも前に進むため 必死に乗り越えようとしている 
でも自分だけ乗り越えようとしてもだめだって...
お前も一緒じゃなきゃだめだって...」

「・・・・・」

「葵はそういう奴なんだよ.....しかし お前は葵に心配かけすぎんだよ!」


それからしばらく 兄貴のお説教が続いた


「親父たちが 帰って来る...」

「まさか…葵を連れて行くんじゃ...」

「どうだろうな?記憶を取り戻したんじゃ...な...」



俺たちは離れ離れになってしまうのかよ.....


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