瞳の中の彼
そのとき隼人さんの手が私の肩を掴み自分の胸元へ寄せ付けた

「お前...かわいすぎ」

「・・・!!!・・・」


目の前が真っ暗になった...

隼人さんの唇が私の唇と重なり合っている


・・・キス? 突然のキスに完全フリーズしている私.....


「隼人...大胆...」

そう呟いた真さんに『カァッ!!』っと顔が赤くなった

そして車は自宅手前に着いた


「葵...なるべくお前一人では外に出るな!いいな!」

「は...はぃ...」


後部座席のドアを開けようとしたとき


「お前は俺が守る 心配すんな!」


優しい言葉に涙がこぼれた
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