瞳の中の彼
「アイツがまだ見つからねぇんだ...いつ狙われるかもしんねぇ この間みたいに」

そのとき俺の間から 直也が割り込んできた

「葵チャン!黙って俺らに送られてればいいんだよ!」

「またぁ!葵に近づくなっていったでしょう!」

「何だよ!お前は かわいくねぇなぁ!」

「なんですって!!」


何なんだ.....こいつら!


校庭に入ると 化粧ばっちりの女達が走ってきた

「あっれぇー 隼人ぉ 今日歩いてきたの?」

「車じゃなかったの?」

なんて俺の両脇にくっついている


俺に触んじゃねぇ!
ベタベタと触ってくる女達に つい言ってしまった
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