瞳の中の彼
俺は みんなの前で葵を彼女にしてしまった

今の俺はとてつもなく 顔が赤いと思う
葵の腕を掴んでいる反対の手で顔を隠してしまった

俺は 彼女達を教室まで送った

この学校を仕切っている俺が 1年の教室にいる

このフロアー全体がざわついている

「昼休み 迎えに来させる あの子も連れて来い いいな」

「は...はぃ..」

何か脅迫めいた言葉を言ってしまった
完全に脅えている彼女

2年の教室に帰ると直也と真が問いただす

「隼人!いつ葵ちゃんに手ぇ出したんたんだぁ!」

「うるせぇよ!直也!!」

「マジかよ!隼人!? もう女 大丈夫なん?」


真まで.....

『隼人君に彼女なんてぇー 』『そんなぁ…』

「うぜぇ!!」

ふて腐れて椅子に座る


< 89 / 186 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop