恋の道のり
そして撮影は無事終わった。



今日撮影した写真は来月の「Lovely」の雑誌に出る。



よくお姉ちゃんが出る雑誌で女子に今大人気の雑誌だ。




そんなすごい雑誌に私が出るなんて…



私もすごいじゃん!!



少しウキウキしながら歩いていたせいか誰かとぶつかった。



「いった~」

「どこ見てんだよ!!」

「すいません!!」

「ったく…立てるか?」



男の人は私に手を差し伸べた。



よく顔を見たらすごくイケメンだった。



でもどっかで見たことあるような……



どこだっけ?




「よそ見すんなよな。お前モデルなんだろ?」

「え?ま、まぁ…」



一日だけど。



「怪我したらやべぇんじゃねぇの?」

「う、うん。まぁ…」

「お前、新人?」

「え?」

「お前この世界に入ったこと自覚してねぇんだろ。」

「は?」

「そんなんじゃこの世界生きていけぇよ。じゃな、新人。」



そう言ってイケメンはどこか行ってしまった。



何なんだ?



どの道この世界で生きてくつもりないし!!



いきなりな言うのよ!!



それくらい自分が一番知ってるわ!!

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