恋の道のり
次の日



私は普通に登校し学校に着いてクラスメイトから「ジミ子」と呼ばれ何も変わらない一日だと思った。




一人の女子が慌ててクラスに入った。




「た~いへん!!!ビックニュース!!」

「なになに?」

「今日転校生来るって!!」

「男?女?」

「お・と・こ!☆」

「やった!!!」

「しかもうわさではちょーイケメンだって!!!」

「マジで!!!」




そんなことで騒ぐなんて馬鹿らしい。




転校生来ること、でその転校生が男だからって騒ぎすぎ。




そういう子とは友達なれない。




っていうかだから友達いないかもね、私。



チャイムが鳴って馬鹿女子はすぐ席についた。




しかも鏡を取って髪とか整えていた。



ますます馬鹿だと思う。



担任の先生が入ってきた。



「起立、礼。着席。」

「いきなりだが今日から転校生が来る。では、入ってくれ。」



入ってきたのは……




「「「キャー!!!!!」」」

「初めまして、五十嵐純です。」

「女子!静かにしろ!」

「多分僕のこと知ってる人はいると思いますが仕事とかで欠席することがあると思います。そのときは迷惑かけると思いますがよろしくお願いします。」




そこには昨日ぶつかったイケメンだった。



まさかこの男がこの先私の人生を狂わせるとは思ってもいなかった。


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