恋の道のり
学校についたらいつものようにいろんな人からからかわれる。



中学のときと同じだからもう慣れた。



ただほっとけばいいんだけ。




「ジミ子~」

「ジミ子登場!!」

「ねぇ~ジミ子~」



うるさいな~



ジミ子ジミ子って。



でもこれは私の毎日。



何も変わることなんてないと思ってた。



私はずっとジミ子と呼ばれ




この先ずっと地味に生きていく。




地味に生きていたら何も悪いことは起こらない。




そんなにいいことも起こらないけど。



でも悪いこと起こるよりはまし。



両親みたいに有名な女優でもなければお姉ちゃんみたいにモデルでもない。



庶民のまま生きていく。



それが一番いい生き方。

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