恋の道のり
私は今お姉ちゃんの名前がある部屋に入った。



部屋の中にはいろんな女性がいた。



その中にはもちろん私の姉、SAORIがいた。



「美香ちゃん!!ママ!!遅かったわね!心配しちゃった!!」

「沙織ちゃん!聞いて!!あの警備員ひどいのよ!!」

「どうしたの?」



そしてお母さんはさっきあったことお姉ちゃんに全部言った。



周りはそんなの当たり前だよって言う顔をしていた。



自分もそう思っている。



「信じられない!!!ちょっとママその警備員クビにしてよ!!」

「私もねそう思ったけど…美香ちゃんがもういいって。」

「美香ちゃんやさしすぎる!!さすが私の妹!!」

「でもね美香ちゃん。人生そんなやさしくしちゃいけないのよ。」

「わかってるよ。」



それくらい知ってる。



でもクビはひどすぎる。



悪いのは私なのに。



でもこの二人には言ってもわかんないと思うから何も言わないでいよう。



お姉ちゃん小さいころから私のこと大好きって言いつづけて育ってきた。



お姉ちゃんはシスコンなんですよ。



何でも私が一番って言ってきた。



でもそれがお姉ちゃんの愛情だから私はそれでもいいと思う。



私も普通にお姉ちゃんのこと好きだし。



お母さんもお姉ちゃんと同じ。



だからお母さんとお姉ちゃんって結構似てるんだよね、特に性格とか。

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