漆黒の黒般若
襖の隙間から日差しと一緒に入ってきたのは佐之さんだった
「あ、佐之さん」
「あ、佐之さん。じゃねぇよ!なんだよ部屋閉めきって、引きこもりか?」
あきらかおかしい総司の様子の理由は勘の鋭い原田にはお見通しだった
「なぁ、総司。今度楠葉の誕生日会を改めてやるんだけどお前も来るだろ?」
楠葉という名を聞いてピクりと反応した総司はニコリと笑って言った
「僕は行けませんよ、楠葉ちゃんが嫌がりますから。せっかくのお祝いなんですから僕抜きでやってくださいよぉ〜」
言葉遣いはいつも通りなのだがその言葉には刺々しいものを感じる
しかし原田は総司がこう言ってくるのは予想していた
そして待ってましたとばかりに返事を返した
「あ、佐之さん」
「あ、佐之さん。じゃねぇよ!なんだよ部屋閉めきって、引きこもりか?」
あきらかおかしい総司の様子の理由は勘の鋭い原田にはお見通しだった
「なぁ、総司。今度楠葉の誕生日会を改めてやるんだけどお前も来るだろ?」
楠葉という名を聞いてピクりと反応した総司はニコリと笑って言った
「僕は行けませんよ、楠葉ちゃんが嫌がりますから。せっかくのお祝いなんですから僕抜きでやってくださいよぉ〜」
言葉遣いはいつも通りなのだがその言葉には刺々しいものを感じる
しかし原田は総司がこう言ってくるのは予想していた
そして待ってましたとばかりに返事を返した