漆黒の黒般若
その頃、近藤達は池田屋の周りに身を固め長州浪士を見張っていた
本命は四国屋だと思っていたのとは裏腹に池田屋には先程から長州浪士が出入りする様子が伺える
「本命はこっちだったか…」
声を潜め、ため息混じりに落胆の声を発した永倉をしり目に総司はなんだか楽しそうにしている
「大丈夫ですよ。新八っさん、僕が全部斬っちゃいますから」
「俺だって、負けねぇぜ!」
「お、2人とも威勢がいいな。しかし要請したはずの会津藩がまだ来てないんだ。もうしばらく様子をみよう…」
近藤の言葉に一旦その場は様子見となったが、会津はいくら待ってもなかなか姿を現さない
本命は四国屋だと思っていたのとは裏腹に池田屋には先程から長州浪士が出入りする様子が伺える
「本命はこっちだったか…」
声を潜め、ため息混じりに落胆の声を発した永倉をしり目に総司はなんだか楽しそうにしている
「大丈夫ですよ。新八っさん、僕が全部斬っちゃいますから」
「俺だって、負けねぇぜ!」
「お、2人とも威勢がいいな。しかし要請したはずの会津藩がまだ来てないんだ。もうしばらく様子をみよう…」
近藤の言葉に一旦その場は様子見となったが、会津はいくら待ってもなかなか姿を現さない