漆黒の黒般若
新しい隊士を紹介するために呼んだ幹部達も全員揃って紹介をはじめることにした
「よし、全員揃ったな?って、平助は何泣いてんだ?」
「それは俺が平助が童貞なのを…「はじめ君っ!」
「ははは、すみません土方さん。平助のことは気にしねぇでどんどんはじめちゃってください」
「あ、あぁ。皆も知っての通りこの度江戸から新しい隊士達が入ることになった。平助の紹介もありその中の代表を務めていた人に今回参謀として幹部へ入ってもらうことになった」
“参謀”という言葉に部屋にいた幹部達は驚きを隠せずにいた
「まってよ、土方さん。なんで見ず知らずの人にこの新撰組の参謀なんて役柄を渡しちゃうのさ?しかも参謀なんて言ったら総長の山南さんの仕事はどうするの?」
ざわつく中一番に反論したのは総司だった
「総司、別に山南さんの仕事を奪う為に参謀を渡したんじゃない。山南さんには山南さんのやるべきことがあるんだ。それに参謀を言い渡したのは他でもない近藤さんなんだ」
「そうですよ、総司。別に私の役柄がなくなる訳でもないですし、それに近藤さんが決めたことなら彼も色々と考えた結果なのでしょう。私はこの件については賛成ですよ」
「まぁ、近藤さんや山南さんがそう言うなら…」
「そういうことだ。他のやつも反論はねぇな?じゃあ改めて参謀になった伊東さんを紹介する」
「どうも、皆さん。ご紹介頂いた伊東甲子太郎です。この新撰組に入ったからには皆さんのお役にたてるよう努力しますね。どうぞよろしく」
「まぁ、集まってもらった理由はこれだけだ。とりあえず解散」
土方の合図で皆部屋へ帰っていった
「土方さん、庇って頂いてありがとうございました。流石副長さんですわ」
「ふん、別にあんたを庇った訳じゃねぇよ。ただ近藤さんが決めたことだからだ。俺だってまだあんたを認めた訳じゃねぇから勘違いしねぇでくださいよ」
「まぁ、頼もしいお言葉ですこと」
そう言うと伊東も部屋を出ていった
「山崎」
「はい」
土方が名前を呼ぶと天井から返事が返ってきた
「伊東を見張れ。変な動きを見せたらこまめに俺に知らせろ」
「御意」
「よし、全員揃ったな?って、平助は何泣いてんだ?」
「それは俺が平助が童貞なのを…「はじめ君っ!」
「ははは、すみません土方さん。平助のことは気にしねぇでどんどんはじめちゃってください」
「あ、あぁ。皆も知っての通りこの度江戸から新しい隊士達が入ることになった。平助の紹介もありその中の代表を務めていた人に今回参謀として幹部へ入ってもらうことになった」
“参謀”という言葉に部屋にいた幹部達は驚きを隠せずにいた
「まってよ、土方さん。なんで見ず知らずの人にこの新撰組の参謀なんて役柄を渡しちゃうのさ?しかも参謀なんて言ったら総長の山南さんの仕事はどうするの?」
ざわつく中一番に反論したのは総司だった
「総司、別に山南さんの仕事を奪う為に参謀を渡したんじゃない。山南さんには山南さんのやるべきことがあるんだ。それに参謀を言い渡したのは他でもない近藤さんなんだ」
「そうですよ、総司。別に私の役柄がなくなる訳でもないですし、それに近藤さんが決めたことなら彼も色々と考えた結果なのでしょう。私はこの件については賛成ですよ」
「まぁ、近藤さんや山南さんがそう言うなら…」
「そういうことだ。他のやつも反論はねぇな?じゃあ改めて参謀になった伊東さんを紹介する」
「どうも、皆さん。ご紹介頂いた伊東甲子太郎です。この新撰組に入ったからには皆さんのお役にたてるよう努力しますね。どうぞよろしく」
「まぁ、集まってもらった理由はこれだけだ。とりあえず解散」
土方の合図で皆部屋へ帰っていった
「土方さん、庇って頂いてありがとうございました。流石副長さんですわ」
「ふん、別にあんたを庇った訳じゃねぇよ。ただ近藤さんが決めたことだからだ。俺だってまだあんたを認めた訳じゃねぇから勘違いしねぇでくださいよ」
「まぁ、頼もしいお言葉ですこと」
そう言うと伊東も部屋を出ていった
「山崎」
「はい」
土方が名前を呼ぶと天井から返事が返ってきた
「伊東を見張れ。変な動きを見せたらこまめに俺に知らせろ」
「御意」