幸せの記憶

彼との別れを決めた。

彼とは必要最低限の会話しかしなかった。

それなのに、
彼が女性と親しげに
話をしてるのが許せなかった。

もう、会社辞めたいな・・・。

そう思っていた頃、
旦那が言った。

「そろそろ子供でも作る?」

本当にどこまでも
やさしい男なのだ。

私は、子供を作るのに承諾した。

子供はすぐ出来た。

そして、私は会社を退職した。
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