幸せの記憶

その時、私の携帯が鳴った。
子供から電話だった。

「ママ、今どこ?
僕、アイス食べたいんだけど、
買ってきてよ~。」

急に現実に戻った。

「分かったよ。」
そう言って、私は電話を切った。


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