幸せの記憶
悦子の記憶

※短大時代


悦子がひろしに始めて会ったには
短大時代に所属していた
スキーサークルでだった。

とっても気さくにはなしかけてくれた。
サークルに行くのが楽しかった。

彼に彼女がいると知ったのは、
1年のバレンタインのときだった。

チョコレートをつくり、
彼に告白した。

「えっちゃん、ごめんね。
オレ、彼女いるんだ。えっちゃんも知ってるでしょ?
小林温子。あっちゃんだよ。」

「そうなんだ・・・。
知らなかった。私、恥ずかしい・・・。」

「そんなことないよ。
うれしいよ。
そのチョコレートもらってもいい?」

「はい・・・。」

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