幸せの記憶
翌年のバレンタインの日。
温子の親友の悦子から告白された。
いつも温子と一緒にいたので、
仲良くしていたが、
告白されたのにはびっくりした。
彼女は温子とひろしの関係を知らなかったようだ。
温子と交際中だと言って、
彼女とは友達関係を続けた。
彼女は、ひろしと温子のデートにも
一緒に参加するようになっていた。
そして月日がたち、
卒業とともに大阪への勤務が決まり、
悦子とは会うことは減った。
そして温子との結婚を急ぐようになった。