幸せの記憶

※暗雲


俊彦からの連絡あった。

「ひろしと悦子がホテルで会っている。」

とても信じたくなかった。

あつこは信じない。
例え、本当だとしても
気づかなかったことにすれば、
何の問題もないはずだ。

本当のことを知るのが
怖かった。

数日後には
温子はひろしの妻になるのだから・・・。

俊彦にも、
「ひろしを信じる。」
と伝え、電話を切った。

・・・・

< 65 / 112 >

この作品をシェア

pagetop