幸せの記憶

でも・・・・。

翌朝、始発に乗り、
温子は俊彦から聞いたホテルに行った。
ひろしを信じているはずなのに・・・。

ホテルから出てくる悦子を見た。

数時間後、
同じホテルから出てくる
ひろしを見た。

でも一緒のところは見ていない。

偶然に違いない。
温子はそう言い聞かせた。

その後、この話は
俊彦ともひろしとも
することはなかった。

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