幸せの記憶

長男が3歳くらいの頃、
悦子が言った。

「もうひとり子供がほしい」

言われるがまま
子供を作った。

今度は自分にそっくりな
次男だ。

でも、長男も次男も
同じくらい愛情をそそいだ。

剛には何の疑いもなかった。
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