幸せの記憶

剛と比沙子は
何度か2人で飲みに行った。

何回かめのときに
2人は結ばれた。

剛は、何も見えなくなっていた。

彼女のことしか見えなくなっていた。

仕事も家も忘れていた。

剛にとって
初めての恋愛だったのかもしれない。

悦子のときには
感じることが出来なかった
気持ちでいっぱいだった。

剛は幸せな気持ちでいっぱいだった。
この幸せがずっと続けばいいと思っていた。

そしてずっと続くと信じていた。
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