大好きでした。



泣きやんだ私に

もう一度頭を下げた浩さん。



「本当にすまない。」



「浩さん、頭をあげて下さい。」



私の言葉で頭をあげた

浩さんに私は笑顔で




「私も浩さんが大好きです。」



人生初の告白。




浩さんは驚いていたけど

すぐに私を抱きしめてくれた。




私の大好きないつもの

浩さんの笑顔で。










その日は、仕事が終わっても

ずっと二人で過ごした。


まるで、

存在を確かめあうかのように…。






< 22 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop